クライネットの架空地域「ヴンダーシア」の情報を詰め込む部屋

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クロヤ家(くろやけ、:Gen Kloja)とは、ヴンダーシア氏族(Gen)の一つ。中世においては田舎の小領主であったが、戦乱期に急成長し、セキオウ朝においては政治の実権を掌握した。
クロヤ家の旗

外見

人型の蜘蛛のような外見をしている。

種族

シンコウ島系の虫類種で、蜘蛛のような見た目をしている。

歴史

中世・戦乱期

中世中期では、シンコウ島南部クルーフェ地方のクロヤで農場主として活動していた。
1600年頃、デウス家の後継者争いが勃発すると、それに乗じて上部の領主に対し下剋上を行った。続いて周辺領主も次々と倒し、一帯を支配した。デビル家とは元々協力関係にあり融和派に属していたが、デビル家のシンコウ候と港の利権を巡って対立して決裂したため、エンフィール家らと共に新たに「革新派」を構築した。
やがて勢力を増していき、中期頃には他の大勢力からも恐れられるようになっていた。支援を求めたストーレス家のヴィオレティスシンコウ島のフジミに呼び、そこで合同条約を結び「デウス・アッタ王国」を建国した。

セキオウ朝

スティーリアとともにデウス家の後継者争いを解決させ、「デウス・グロース王国」をたててこれを傀儡にした。その地位を活かして通貨ステイルを独占発行し流通させて経済を掌握したほか、武力を背景に強い影響力を持っており、100年間の「セキオウ朝」の覇者として君臨した。ヴィオレティスが退位するとデウス・アッタ王国も傀儡とし、18世紀後半には最盛期を迎えたが、しだいに衰退していった。
ナポレオンのポルカサ侵略に反抗して出兵(ポルトガル戦争)すると敗北し、それに続く混乱で支配者の位を追われた。デウス家によって貴族位や権益を剥奪されるとともにヒャッキ島への移住を強いられ、長い間デウス両家の(緩やかな)監視下に置かれた。

近現代

1903年に新ヴンダーシア帝国が建国されると、クロイツェスらと会談を行いその傘下に入り、監視のために置かれていた役所を全て破壊して独立した(第一次帝国戦争)。軍事力を回復し、帝国派連合軍にも多くの兵力を捧げたが、新帝国の敗北が濃厚になると新帝国からも離れて孤立した。戦後は孤立した中で国家防衛隊(新帝国)のみを指揮していた。戦後数年でデウス・アッタ王国に敗北し、再び監視下に戻ることになった。
ヒャッキ島に封じ込められていたが、クロヤ家が衰退しきると監視体制が問題視され、一般市民として解放された。その後も血統上では続いていると言われているが真相は不明。

歴代当主

クロヤ家の旗は、中央部が斜めに区切られ右下側がクロヤ家の色である深緑で塗られ、もう片方の部分に交差した2本の剣が描かれている。深緑でない部分は白であることが多い。

この旗はクロヤ家の影響力ゆえに、他のいくつかの意匠にも影響している。デウス・アッタ王国旗はこれを真似て2本の剣を描いており、またヴンダーシア連邦の旗が斜めに区切られているのもクロヤ家旗の影響といわれる。
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