ヴンダーシア資料館/Vundarsia infos

西部はケーデル半島になっていて、丸い形をしたマリーン湾には中心都市マリーン市がある。
東部はキセキ地方側から緩やかに下がる傾斜になっていて、丘陵地が続く。
キセキから伸びるレセール川が中央部を横断している。
地中海性気候と良く似た気候で、夏には乾燥して気温が上がる。そのため小麦やオリーブなどの栽培も多く行われている。

地中海性気候に適した作物と、海上生活のために豊富に採れる海産物が食文化に活かされている。
その良い例がピザである。ピザははじめは船乗りの食事として、やがて港の商人にも広まり、ソウルフードになっている。特に豊富な海産物を活かしたシーフードピザが浸透している。

デビル家の莫大な財産によって西洋式の音楽が輸入され、ディートで現地人の演奏者が育成された。それによってオーケストラ等の活動は現在でも活発になっている。
また近代頃から都市部の住民は低身分であってもある程度の生活水準を有しており、その下で大衆娯楽が徐々に発展した。

ケーデル半島は古代から重要な港として栄え、ドラッヒェン帝国ではとりわけオリツォエン地方やガルセシア地方と帝国の中心地であるターレンとを結ぶ中継地として重要視された。
ドラッヒェン末期には東部の土着豪族が総督と結びつき力を持った。

帝国崩壊後も東部の豪族が支配を続け、彼らは大ルクヴァーレン王国からゲーファイト(世襲支配権)も認められた。しかししだいに西部の海上商人団を束ねたデビル家が力を伸ばした。
その後はデウス家がステリー島統一へ向かっていくが、マリーンの船乗りたちを味方につけたかったデウス家はデビル家と同盟を組み優遇した。ディート地方全土がデウス家に征服され、東部にレセール公が置かれた。デビル家はデウス家と姻戚関係を結びディート侯に任じられた。

• マリーン市
• デビル家