クライネットの架空地域「ヴンダーシア」の情報を詰め込む部屋

ヒャッツェ族(ひゃっつぇぞく、:Hhace)は、ヴンダーシアの民族の一つ。
ほとんどがシンコウ島中部の山岳地帯ヒャッツェオウで遊牧騎馬民族として生活している。

歴史

中世から他地域との繋がりが希薄になっており、その時点から技術の停滞が起こっている。近世にはクロヤ家デウス・アッタ王国から侵略を目的とした攻撃を何度か受けるが、南部の土地に侵入を許したのみで自治は保った。それ以来デウス家などへの警戒を強めてさらに孤立した。現代には大再編政策デウス・アッタ王国の自治区と指定され、デウス家への対抗心が強まって彼らとは別の方法で独自に技術革新を行おうという運動が起こった。その達成のため、後述のように対欧密貿易で技術を輸入した。

他民族との関係

長い間閉ざされた山岳地帯にいるため、伝統が根深く残っており、他の民族に対する警戒心が強い。特にステリー島から侵略してきたキセキ系の魔族らに対する敵対心が未だに残っており、デウス家によるヒャッツェオウの支配は絶対に認めようとしない。

文化・生活

遊牧騎馬民族なので、険しい山岳地帯を転々と移り住むための文化が発達した。ラルキュなどのキメラのような魔族を手懐けて険しい山での移動手段としている他、歩く壺の技術を応用してあらゆるものに足をつけて移動可能にしている。

ヒャッツェオウ自治区

そのためヒャッツェオウはヴンダーシア連邦においては妥協としてデウス・アッタ王国管理下の自治区となっている。
デウス王室は彼らを警戒しており、自治政府に対しては他国・他地域との貿易の禁止などの規制を行っている。しかし自治政府は豊富な魔法資源をヨーロッパへ輸出し、ヨーロッパから進んだ近代技術を輸入する密貿易を行っており、それによって近世・近代には入ってこなかった人間の技術がやっと導入されるという状況が生まれている。
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