ヴンダーシア資料館/Vundarsia infos

セキオウ市の士官学校を1944年に卒業すると、第二次世界大戦中という情勢のためすぐさま実戦投入され、枢軸軍からマデイラを防衛する任務に従軍した。海軍の善戦のためロクハイフは戦闘を行うことなく帰還したが、冷静で規律正しかったため昇進した。その後は国内で戦闘が全くなく、災害派遣を指揮した後大将まで上り詰めた。
彼は宰相となったリーツェルの過激な民主化運動に不満を抱くとともに、そんな内閣に政治を丸投げする国王スイショウにも不信感を抱いていた。大将に上がった後の73年には他の多くの陸軍士官にも同様の不満が広がっていた。74年に秘密裏に平和党と結託し、9月の総選挙では軍部で組織票を形成して平和党を与党にしようと画策したが、グロース王国などで選挙妨害が多発したことを受けて選挙が中止され、不満は高まった。王政革命が進展すると陸軍の大部分を集めてクーデターを決行し、リーツェルを拘束した。
彼はクーデターの後すぐに新たな宰相に任じられたが、政治に慣れていない彼は官僚からも平和党からも冷たい目を向けられた。結局翌年1月に平和党からの強い訴えがあり宰相を解かれ、次の宰相には平和党党首のアルサイレスが就任した。宰相から降りた後は参謀府に入り、革命鎮圧の指揮に携わった。