クライネットの架空地域「ヴンダーシア」の情報を詰め込む部屋

ヴンダーシア軍が公式に用いる艦船種別について述べる。

概要

ヴンダーシアは共和革命後の大規模な軍事改革で軍艦の分類を再整理するとともに、イギリスのペナント・ナンバーやアメリカの船体分類記号に習った統一的で簡単な分類記号を定めた。
条文ではこの艦船種別は海軍にとどまらず、全ての軍の船に適用されるとされていて、実際に参謀府ヴンダーシア空軍の所有する船もこのシステムに則って呼び分けられる(陸軍は船を所有していない)。沿岸警備隊はこのシステムを使う義務はないが、沿岸警備隊もこれにかなり近い船種分類を行っており、ある程度の互換性がある。

現在の種別

航空母艦

航空機を発着させるための格納庫と飛行甲板を持つ軍艦を航空母艦(Aircraft Carrier)と呼び、記号はAC。

巡洋艦

戦闘を目的とした排水量4,000トン以上の軍艦を巡洋艦(Cruiser)と呼ぶ。記号はCC。

駆逐艦

戦闘を目的とした2,000トン以上、4,000トン未満の軍艦を駆逐艦(Destroyer)、ベーレン語でベレーフ(bellef)と呼び、記号はDD。

フリゲート

戦闘・護衛を目的とした1,000トン以上、2,000トン未満の軍艦をフリゲートと呼び、記号はF。

戦闘艇

フリゲートより小型(排水量1,000トン未満)の軍艦を用途に関わらず艇(Boat)、ベーレン語でklatetと呼び、さらに用途や装備に応じて細分化される。基本的に航続距離が短く、外洋での任務は難しい。
  • 哨戒艇(Patrol Boat)
記号PB。沿岸部や内海での警備・護衛・救助を行う。
  • 掃海艇(Minesweeper)
記号MSB。機雷除去・敷設任務にあたる。
  • 魔砲艇(Magicgunboat)
記号MGB。ベーレン語ではglom-klatet。魔砲魔導誘導弾を用いた高速戦闘艇。他国でのミサイル艇と類似した役割を負うことが多い。

潜水艦

潜水能力を持つ艦艇全般を指す。記号はSS。

水陸両用艦艇

  • 強襲揚陸艦(LS)
  • 戦車揚陸艦(TLS)
  • エアクッション型揚陸艦(ACLS)

補助艦

戦闘や護衛ではなく物資輸送、救助、調査などに使われる艦艇をまとめて補助艦(Auxiliarty ships)といい、原則として記号の先頭にA-がつく。
輸送艦艇
  • 輸送艦(A-T)
  • 輸送艇(A-TB)
  • 多用途補給艦(A-R)
  • 給油艦(A-O)
  • 魔力輸送艇(A-MTB)
  • 給水艇(A-W)
練習艦艇
補助艦艇に位置づけられるが、接頭辞はAではなくT-(Trainingに由来)である。
  • 練習艦(T-S)
  • 練習潜水艦(T-SS)
  • 訓練支援艦(T-ATS)
支援艦艇
  • カッター(C)
港湾の監視を行う。
  • 多用途支援艦(A-MS)
救助や故障船の回収、その他水上作業を行う。
  • 曳航艇(タグボート)(A-TG)
救助や曳航を担う小型船。
救難艦艇
  • 潜水艦救難艦(A-SR)
調査艦艇
  • 測量艦(A-GS)
  • 音響測定艦(A-GOS)
  • 通信艦(A-GMR)
砕氷艦艇
  • 砕氷艦(A-IS)
  • 砕氷艇(A-IB)
排水量により砕氷艦と砕氷艇に分かれる。砕氷艦は現在未建造で、砕氷艇はアツァルス級砕氷艦2隻のみ。
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