クライネットの架空地域「ヴンダーシア」の情報を詰め込む部屋

新ヴンダーシア帝国(しんぶんだーしあていこく、:Neu-Grosvamtum Vundarsia、英語:The newer empire of Vundarsia)は、1903~18年まで存在したヴンダーシアの国家。へーリストゥム(倍:helis-tum、「へーリスの国」の意)とも呼ばれる。
絶対君主制と軍国主義による強大な軍事力をもって欧米列強に挑戦し、第一次世界大戦に参戦した。君主はへーリス一代のみで、たった15年で崩壊した。
新ヴンダーシア帝国/Neu-Grosvamtum Vundarsia
国旗
期間1903年~1918年1月
標語ヨーロッパを圧倒せよ
君主位ヴンダーシア皇帝位(Grosvam Vundarsia)
皇帝へーリス(在位 1903~1918)
宰相クロイツェス(任期 1903~1918)

歴史

初期

勝利団革命の中で勝利団へーリスが合流し、革命の進展に合わせて行われたアルマイナ会談でへーリスを君主に、カラカラ公領を実質の領土にしたことで成立した。アルマイナ会談を成立とする場合と、その後の帝国憲法発布に伴う帝国成立式を成立とする場合がある。
成立後はカラカラ公国の力を借りて軍備を拡大しつつ、各地で相次ぐ革命を利用すべく第一次帝国戦争を戦った。その戦争が一段落つくと、内政に着手した。

安定期

第一次帝国戦争が片付くと、しばらく安定が続いた。ドイツ帝国との積極的な貿易が行われて、技術を交換した。ドイツから入ってきた西洋式の科学技術はヴンダーシア独自の魔法技術と融合し、魔砲の実用化や、小型無人機の発明などに繋がった。
やがて大ヴンダーシア主義の実現が叫ばれて1910年にはベリア侵略を強行し、資源を搾り取ると共に軍事拠点としても活用を目指した。

二度目の戦争

1914年にドイツ帝室と密約(7月30日の密約)を交わすとポルカサへも進出した(ポルカサ侵略)。相次ぐ侵略行為は英仏に加えアッタ、グロース2王国も刺激し、第二次帝国戦争に発展した。兵器開発や[防衛隊の創設を通して軍事力強化を続け、ポルカサ全土を制圧、ブルターニュも侵略してブリテン島上陸を目指した。しかし増えていく負担に国力が追いついておらず、ブリテン島上陸作戦では惨敗、デウス・アッタ王国の攻勢が本格的になったこともあり撤退を始めた。18年には情勢不利からクーデタが発生しクロイツェスは自殺、帝国は降伏し解体された。

イデオロギー

勝利団が中心となり、それを支持するへーリスを君主に据えて成立したため、イデオロギーは勝利団のそれがほぼ受け継がれている。
また、イデオロギーは帝国憲法で明文化されている。

近代化

標語は「ヨーロッパを圧倒せよ」で、急激な近代化を推し進めた。同盟を組んだドイツから技術者を雇い、国内で進んでいた魔力研究と融合させることで西洋に追い付く技術力の醸成を目指した。
魔砲などの兵器開発、フジミ湾岸開発の加速などが代表的な成果であった。

民族主義・国家主義

民族主義は勝利団以来の最重要イデオロギーであった。クロイツェス魔族を一括に「ベーレン人」と呼び団結を促した。「絶対帝政論」も採用し、ドラッヒェン帝国の支配を根拠とした絶対君主である「ヴンダーシア皇帝」によって国全体、民族全体を徹底的に団結させ、強力な軍による安全圏を構築し、それによって最終的に西洋人追放を成し遂げることを掲げた。

国旗

国旗は中央に黄色い十芒星を置き、ドラッヒェン家の紋章を真似て水色の二対の翼を生やしている(ドラッヒェン家は二対の赤い竜翼)。
背景は強さを意味する赤で染め、4本の白い光芒で改革の意志を示す。4本の光芒を黒で縁取るのは、ドイツの黒十字に影響を受けていると言われてる。

政治

政治は名目上は"ベーレン人の長"たる皇帝が代表するが、その実権は帝国宰相が握っている。立法の長として国民議会が存在するが、実際の政治権限は高官が独占している。

支配地域

ヴンダーシア地方を統一するには至らなかったものの、その半分以上を支配下に置き、またヴンダーシアの外にポルカサ帝国領ソルズィアなど領土を得た。

最大領域

ヴンダーシア内
海外植民地
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