デウス・アッタ王国のクロヤ大公
レスイ・クロヤは18世紀初期に
ステリー島を統一し、
デウス・グロース王国をたてた。ここがセキオウ朝の始まりである。
クロヤ大公はアッタ王国の行政に大きく介入できる地位であり、
クロヤ家はグロース女王
スティーリアを傀儡にしていたため、当初から政治的権限はクロヤ家に集中していた。またクロヤ家は
ステイルの発行と流通などを通して経済的にもヴンダーシア全土を支配した。
後期に入ると専制を強めていき、国外への関心も強めていった。最終的にナポレオンに抵抗するかたちで
ポルトガル戦争を起こし、敗戦することでクロヤ家は支持を喪失した。すると反クロヤ派の反乱から内戦が始まり、
デウス・アッタ王国が
デウス・グロース王国と結託してクロヤ家を打倒してその地位・権力を剥奪した。この内戦をもってセキオウ朝の終わりとされる。