古くからの主力事業であった海運業を担うデビル海運社に加え、マリーン銀行やモンタ鉄道、デビル造船など幅広い分野の会社を傘下に置き、インフラ整備や
魔力販売などにも出資している。各地の港湾の整備・管理を担う公企業である
港湾公社に出資している僅かな企業の一つでもある。
一時期はヴンダーシア最大の財閥であり大きな力を持っていたが、今は衰えを見せはじめ、
ルクステル・グループなど新興コンツェルンにかなり差をつけられている。
血筋を重視する財閥であり、中核企業であるデビル海運社、マリーン銀行、モンタ鉄道の三社の社長は設立当初から現在まで
デビル家本家から選び出されている。三社の社長を中心とした主要な会社の長は定期的に開かれる財閥会合で方針の共有・利害の調整を行っている。