19世紀末に
デウス・アッタ王国と
デウス・グロース王国がそれぞれプロイセン参謀本部を参考に設立した参謀府が、後に統合、改造されたものである。参謀総長をトップとして全ての参謀をまとめ、軍の戦略立案とその実行準備を助ける。参謀総長は
ヴンダーシア軍の最高指揮官(名目上の最高指揮官は大統領)であり、各軍の総合司令部を通じて軍を動かす。
上級参謀は"部隊付き参謀"となって各部隊の司令官(主に大佐以上)を補佐する。それ以外の参謀は兵站科、測量科、気象科などの分野に分かれて兵器の調達や情報収集を行う。作戦立案や指揮に加えて兵站管理、兵器の開発や試験、測量や気象情報の収集、軍種を越えた連携の仲立ちまで幅広い仕事を担うためその重要性は非常に高い。
フランスの参謀本部に類似するが、全軍種をまとめて一元的に扱う参謀本部はヴンダーシア独特のものとなっている。またアメリカ等の統合運用方式とも異なる。