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ヴンダーシア大統領は、ヴンダーシア共和国連邦の国家元首。
国民による直接選挙で選ばれ、任期は5年(2016年の憲法改正までは4年)、罷免は上下の議会による弾劾裁判のみ。内閣の任命権と外交権、軍隊の最高指揮権を持つ。また立法に対して責任を持たず、下院に当たる連邦国民議会の解散権を持つ。大統領が任期中に辞任あるいは死去した際には副大統領が臨時で大統領に昇格する制度がある。

歴代大統領

名前政党期間
1ボーリヒ・ライネス自由党11994年〜1998年
2ヴァルスィス・リューケン社会党21998年〜2002年
3ボーリヒ・ライネス自由党32002年〜2006年
4ブーラス・ステンデート国民党42006年〜2010年
5ローヒス・ドレイク国民党52010年~2012年
6アイケク・ライフェン国民党2012年~2014年
7フェーキス・フィーラ国進党62014年~2019年
8ヨハニア・ケレンス国民の盾72019年~2024年
82024年~現職

権限

大統領は憲法に基づき以下の権限を有する。
  • 行政権の代表
  • 内閣の任命
  • 公務員及び裁判官の罷免
  • 刑の執行延期及び恩赦
  • 国家元首としての外交の代表、及び条約・協定の締結
  • 軍の最高指揮
  • 宣戦布告及び戦争の終了
  • 大統領令の発令
  • 下院(連邦国民議会)の解散及び非常招集
  • 憲法改正案の取り下げ

選出

大統領の5年間の任期満了に合わせて大統領選挙が行われ、全ての有権者が投票する決選投票で最も多い票数を獲得した者が大統領に就任する。
立候補できるのは30歳以上の有権者。任期満了の60日前までにまず各州での州予選が行われ、立候補者が各州1名に絞られる。その後任期満了の30日前に決選投票で当選者が決定する。同票数が出た場合には再投票を行わなければならない。

代理昇格

大統領が任期中に辞任もしくは死亡した、あるいは罷免された場合、副大統領が代理大統領に昇格し、その大統領の任期満了まで大統領の職務を担う。また、代理大統領に昇格した者は速やかに新たな副大統領を定めなければならないとされる。

罷免制度

大統領が著しく国益に反する行為を行った場合、上下院の議員の訴追により罷免の発議ができ、上下院両方で議論の末、総議員の過半数の賛成を得たなら大統領は罷免される。これは2016年の憲法改正で確立された比較的新しい制度である(ただし、それに先立って2014年に法律で罷免制度が定められている)。

制度成立の経緯

元々大統領の罷免制度はなかったが、西サハラに対する過激な攻撃が問題となったローヒス・ドレイクの辞職の後、罷免制度の必要性が議論されるようになった。
ドレイクの後釜となったライフェンは下院の3分の2の賛成で罷免できる法律を成立させたが、条件や議決方式などを巡って議論は続いた。また、憲法へ盛り込むことも訴えられた。
その次の大統領である国進党のフィーラは憲法に罷免制度を盛り込むことと大統領の任期延長を同時に掲げて2016年に憲法改正の国民投票を実施し、「上下院両方で過半数の賛成を得た場合に罷免が成立する」「大統領の任期は五年間である」という2つの条文を成立させた。
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