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ライケル・デウス(らいけるでうす、:Laiker Deus)、またはライケル・セルヴェスト(Laiker Selvo^st)は、17世紀ヴンダーシアの王族。キセキ王。
ソーリスに反対する攘夷派に担ぎ上げられ、彼らの軍事力を背景にフロケール政変でソーリスから王位を簒奪した。
ライケル
出生1571年
セルヴェスト家
キセキ王
ソーリス
ルーゲスト
王号
在位1618年~1634年
王位キセキ王

概要

デウス家の有力分家であるセルヴェスト流の嫡男であり、ヴァルティスの継承問題の際にはヴァルティスの従兄弟の長男であり王位に就く資格もあったが、レイフ家らの強い推薦によってソーリスが即位した。保守派の貴族らはこれに強く反発していて、ライケルの即位を望んでいた。

生涯

政変

ソーリスと保守派との対立が爆発して1614年にフロケール政変が起きると、ヴァーレン家率いる保守派の連合体"攘夷派"は、ライケルを次の王として擁立した。政変が進展するとその攘夷派に、ルクヴァーレン内戦で勝利目前となったカラカラ家が加わった。1618年、攘夷派はカラカラ家の国力を後ろ盾に勢いづいてついに王城に侵入し、ソーリスを幽閉した。
幽閉した後もしばらくはソーリスが名目上の王位にあったが、ソーリスは攘夷派から退位宣言を無理やり書かされて退位、ついにライケルが王位に立った。

治世

攘夷派はフロケール政変キセキ市周辺は掌握していたが、あちこちにまだデビル家傘下などの敵対勢力が力を持っており、内戦の解決は程遠い状況であった。ライケルは攘夷派をまとめ上げてさらなる軍事力強化を行い、安定した勢力圏を築こうとするが、20年代も後半になると攘夷派が内部分裂を始めて支配に不安が生まれる。
デビル家らはライケル政権に対抗して"融和派"を構築し、34年には彼ら融和派が政変を起こして政権を奪取する。ライケルは亡命して隠居生活を余儀なくされる。

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